三角関係続く

文鳥の三角関係(アト・ニチィ・ラック)
微妙な三角形

 15歳の少女をめぐる、40代の妻子持ちの軽薄男と、50代で年上の女房を介護している男の三角関係、・・・人間に置き換えると奇妙でもあり醜悪でもあるそれが、現在のニッチ、ラック、アトの状況だ。
 老耄の妻を置き去りにするとは薄情な、と事情を知らぬ人には思われそうだが、それは酷というものだ。アトはよくやっている。妻のメイは、もはや目を開ける気力もなく、全精力で食べ続けるのみ、見るも哀れで痛々しい姿で(体にフンが付いているが、触れたら死んでしまいそうで、飼い主も手をだしかねる状態)、薄情な夫文鳥なら、つつきのめして追い出して不思議はないのだ。カゴに帰れば寄り添っているアトには、むしろ感心させられる。
 不謹慎なようだが、アトが独身になるのも近いのが現実。その後のことを考えないといけない(「ニチィも良いけど、シルバー文鳥の後妻と言うのはどうでしょう?アトちゃん」)。

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