ゆるい同士のぬるい関係

文鳥たち(サク・シンさん)
サクがいて喜ぶシンさん

 サクは相変わらず自分でカゴの外に出られない。出たいので、飼い主が掃除する際、必要以上に暴れる。暴れた結果、偶然カゴの外に出られたことは覚えているわけだ。・・・彼女の頭は「ゆるい」。
 そうして出てきたサクを、喜んで迎えるのがシンさんだ。もちろん、サクは何とも思っていないのだが、サクが巣箱に入ると、亭主気取りで出入口を警戒し、付いてきて欲しいのか、自分のカゴに飛んでいってブランコに乗り悦に入っている。・・・彼氏の頭は、完全に「ゆるい」、ゆるみっぱなしだろう。 
 しかし、何となく幸せな連中ではある。

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