黒くないブラック

換羽中の文鳥(ラック)
換羽中も面白みのないラック

 同じように育てても、二チィのように愛嬌のある文鳥もいれば、ラックのように無愛想な文鳥もいる。もちろん飼い主からの一方的な見方としたら、やはり間が抜けていてユーモラスな方がかわいらしい。
 ラック、人間を避ける。ただ怖いわけではないので、気が向けば肩でも腕でも止まってくつろぐ。その際、注目されるのを嫌うので、目線を合わせないようにしなければならない・・・、やはり、かわいげがない。
 しかし、そういった文鳥のいろいろと屈折しているであろう心理を、勝手にアレコレ類推するのも、文鳥愛好者の醍醐味かと思う。これは、非手乗りでも同様で、つまらない、面白くない、と思うのは、物の見方が甘い、ように思える。うわべだけではなく、この際、『通』を目指したいところだ。

 それにつけても、無愛想なラック。小さい頃から、一緒に育ったイブやシューに比べて、よそよそしく、その点変わらないが、姿はかなり変化している。真っ黒だったのが、やたら白い差毛が増え、今回の換羽でもさらに増えそうな気配なのだ。
 最終的に真っ白に近くなると、面白い文鳥だったことになるはずだ。性格的には万人受けしないので、外見変化で目立とうということか。頑張ってもらいたいものである。

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