ゆっくり換羽中のサカ坊
サカ坊も換羽だ。すでに尾羽は終了し、頭などジワジワと生え変わっている。この文鳥、昨年の11月に購入した際には、季節外れの換羽中だったので、今回の換羽は軽微に済むかもしれない。
文鳥の換羽というのは、同じ個体でも、毎年同じように換羽するとは限らない。全面的に生え変わるときもあれば、そうとは思えない年もあるのだ。ただ、尾羽が生え変わらないことはないようだ。これは、おそらく尾羽が最も汚れたり傷ついたりしやすいからだろう。
また、尾羽はとても抜けやすくなっている。誤って尾羽を踏んだりすると、ごっそり全部が、あっけなく抜けて、そのまま飛び去ったりする。これは、たぶんヘビなどの外敵に襲われた際、噛み付かれても逃げられる、つまり、トカゲのしっぽのような役割なのだろうと思う。羽の付け根を抑えている筋肉が収縮するのか拡張するのかは知らないが、緊張すると羽が抜けるようになってわけだ。うまく出来ているものである。
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