シンさんはしあわせ思考

文鳥桜と白(サク・シン)
少し場慣れた様子のサクとしあわせなシンさん

 昨夜は、カゴの清掃を嫌って暴れたサクが、自力でカゴの外に飛び出した。はずみにせよ、自力でカゴから出たのは、おそらく生まれて初めてであったはずだ。これが習慣づけば良いと思う。
 飛び出したサクは、紆余曲折を経て、またしてもシンさんによってツボ巣へ案内された。シンさん、見るからにウキウキしていたが、しばらくして困惑というのか、よりどりみどりで集中できない様子に変わった。周囲に、恋愛対象のアイやタネがいて、それぞれにさえずったり気を回したり忙しくなってしまったのだ。もちろん、アイもタネも、シンさんと浮気する気などさらっさら無いのだが、シンさんとしては、モテる男はつらい、だったのだろう。 
 「思い過ごしも恋のうち」と言うが、何ともうらやましい思考回路だと思う。

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