テンのご機嫌伺い

カゴから出ない文鳥(サク・テン)
カゴから出ないサクのご機嫌を伺うテン

 プチ浮気者のテンは、それでも気がとがめるのか、昨晩は放鳥の途中で、自分のカゴから出ないサクの様子を見に行っていた。
 出たいが出られないのなら、誘いに乗って出てくるだろうが、サクの場合は、外の世界に関心がないように思える。それでも出てくるようになれば、朱にまじわって赤くなり、夜遊びのめくるめく歓楽世界に入り浸るようになると思うのだが、その日がいつになるかはわからない。
 もっとも、絶対に赤く染まらなかったメイのような例外もあり、それはそれで文鳥の勝手で良いかとも思う。

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