サカ坊が父になる日2

でかい態度で紅八朔を食べる文鳥(サカ坊)
でかい態度で紅八朔を食べるサカ坊

 サカ坊は、まだ我が家に来て半年にもならないのに、その生活を謳歌している。これで、15代目の父になれば、系統図にも名を残し万々歳のように思えるが、当然、彼にそのような野望はなく、今夜もオス文鳥とさえずり合い、飼い主に口笛をせがみ、また目をつつこうとし、ふんぞりかえって紅八朔を食べ、ニチィに追いたてを受けていた。・・・気楽な独身生活がお似合いのような気がする。

 購入した店の名前に由来するサカに、なぜ『坊』を付けて呼ぶのか、我ながら説明不能の現象だが、そう言えば飼い主のハンドルネーム、『ジャクボー』に似ている。
 『ジャクボー』の方は説明可能だ。「有若亡」という言葉からとったのである。「有って無(亡)きが如(若)し」の意味。短縮して「ジャクボーなるお振る舞い・・・」などと、結構古日記の類に出てくる言い回しなのだ。
 『ジャクボー』は、『雀坊』と当て字が可能。文鳥はスズメ目の生き物で、別名ジャワ雀とも呼ばれるため、それをたくさん飼っている家は、雀坊と表現出来よう。
 ・・・なかなか、凝っている。1999年、パソコン始めた当初は、ずいぶん頑張って頭をひねったものだと、今更に感心する。

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