行って後悔行かずに後悔

迷彩柄となtっている若文鳥(ニチィ)
近頃少々反抗期のニチィ

 結局ニチィはメスなのであろうか。最近は、1羽放鳥時に帰らないと反抗するようになったが、それでいて、手まりかお手玉のように、手のひらに乗ってポンポンと上下されるのが好き、という「芸」を始めたニチィ・・・。メスなら、テマリと改名してやろうか。

 さて、ミナ。目の輝きに強さが戻ったものの、ほとんど飛べなくなった。
 夜の放鳥時は、自分で出てきたものの途中で落下、拾い上げてその後テーブル上でケコなどに牽制され床に落ちたそうで、その後また見当たらなくなり、掃除を終えた飼い主を慌てさせたが、自分のカゴの真下のシンのカゴにいた。そこで、抵抗するのを捕獲して自分のカゴに戻したところ、ツボ巣の奥に張り付くようにして眠ってしまった。
 購入した当初の、まだ幼さを残す様子が印象に残っているので、まだ若い印象があるが、考えてみれば、我が家にやって来たのが2006年2月、おそらくその前年の秋生まれなので、すでに6才半。人間に例えるなら、70才くらいになっている。
 老齢、非手乗り、ともに通院を避けたくなる要素だ。病院に行けば、ほぼ確実に、点滴による投薬が指示されるだろうが、手乗りでない文鳥を毎日何度も捕獲して、薬を飲ませるのは、文鳥にも飼い主にもずいぶんな苦痛なのである。文鳥にしてみれば、とんでもなく不本意で、おそらく『誇り』を傷つけられる行為なのだろうと、私にはいつも思えてしまうのだ。それでも助かれば良いが、老齢ならその可能性は若い頃より低いはずで、亡くなった時に、余計なことをしてしまったと後悔する。
 行かずに後悔、行って後悔。ケースバイケースながら、悩ましいものだ。

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