食わん食わんアト
中公新書か何かで読んだ、文鳥以外の小鳥での実験では、若いオスは、穏やかな性格の先輩オスより、乱暴な先輩オスのさえずりを真似する、といったのがあったと思う(うろ覚えなので、そのうち確認する)。文鳥の場合もそうだ。邪険にする相手にこそつきまとい、追い払われてもつつかれてもストーカー行為を続け、さえずりだせば、興奮して背中に蹴りを入れるほど肉薄する。
で、おそらくオスで、現在ヒナ換羽が急速に進行しようとしているニチィは、シンとアトの大顔父子に弟子入ろうと企んでいる気配だ。確かに、この両名、ニチィに対して邪険であった。狙われるのは、必然である。
ただ、父子でもさえずり方が異なるので、どちらを選ぶかだ。シンは我流。アトはブレイ流。・・・ブレイ流は影響力が絶大なので、アトが師事されるか、だが、ブレイ流に魅せられるとなれば、同流派の他のオスに心移りするかもしれない。ヘイスケ流推奨の飼い主としても、興味深く見守ろう。
コメント