親子ドタバタ

文鳥親子のドタバタ(トミ・ニチィ・ノコリ)
トミ・ニチィ・ノコリのドタバタ(右端はクリ)

 珍しくと言うより、初めてかと思うが、ノコリ・トミ夫婦とその子供のニチィが、横一列に並んで餌を食べていたので、写真を撮っていたら、たちまちその他も集まってドタバタになってしまった。
 この親子は、みな横暴なタイプではないので、争わないで済んでいるが、当然、互いに血のつながりがあると認識しているわけではない。文鳥には、生みの親への認識など期待できないが、生んだ子への愛情は更にない。文鳥という種類では、成長した子はテリトリーから追い払う対象でしかないので、母性愛や父性愛の持続は許されないのだ。
 よい年をした子や孫、声も忘れるようなそういった連中との希薄な関係を、金で埋め合わせようと詐欺に引っかかるような、日本の小金持ちの年寄り。困ったと称する子や孫に、電話一本で金を渡す振込詐欺に見られる、実に浅薄な親子親族関係よりも、文鳥の親子関係の方がいっそ爽快なように思えてしまう。・・・しかし、育ての親のことは、忘れて欲しくないのだが。

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