羽が生えそろってきたニチィ
ニチィ、24g。急激には増えず、ジワジワと大きくなるタイプかもしれない。
さて、南関東は雨がまるで降らず、空気はカラカラに乾燥している。育雛での湿度はどのくらいが適当か?人間並みで良いだろう。数字にすれば50~60パーセント程度。
70~80パーセントにすべきだとする人がいるようで、以前、どうしても80パーセントを維持できない、と、すでに羽ばたけるヒナの飼い主から相談されたことがある。だが、それは孵化1週間程度のヒナに対する保湿の必要性を、無批判に全体のものとした意見で、はっきり言えばおかしい。孵化2週間も過ぎれば、親鳥も24時間お腹の下にヒナを抱え込んでいない。その頃になれば、皮膚そのものが乾燥に強くなっているし、それを保護する羽毛も生えてきているので、必要ないのだ(親鳥にしてみれば、たんに暑苦しい)。
人為的な無理を重ねて、超多湿にしてして、羽毛が湿るようなら、かえって健康を害する。さらに、高温でもあるはずなので、カビの発生しやすい環境となるため、よほど清潔を保たなければ危険とも言える。乾燥もよくないが、ほどほど、が肝心なのである。
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