無臭のケコ
昨日読んだ『ぶんちょこ』は、「鳥好きさん文はみんなこぞって鳥のニオイをかぎます」とし、「その子によってニオイも違い」、「コンブ」「コンソメ」「カレー」と例え、「水浴び後のニオイは最高!!」として、「達人」の「コンソメ風味うす味ね!!」などというお言葉も載っていた。
しかし、そんなものは、文鳥の臭いであって匂いではない。正当な?文鳥マニアが夢に見るほど愛する文鳥の匂い・香り・フレグランスは、たびたび触れる話題ながら(7月24日)、香水になりうる素晴らしいものなのである。それを、幸運にして知っている者の一人として言わせてもらえば、コンソメ風味で喜ぶなど、自分の靴下の臭いを嗅ぐような悪趣味に近く、もし本当の『文鳥香』を嗅いだことがありながら、あえて水浴び後の臭いを称える立場をとるのであれば、これは邪道、「暗黒面に堕ちた」と見なす以外にない(と勝手に思っている)。
嗚呼、すべての文鳥が、いつもあの香りを発散してくれたら、文鳥の魅力も増すものを!!しかし、ま、以前も書いたように、数羽と暮らしていても未知に終わってしまう部分が残る奥深さが良いのかもしれない。ただ、自分の経験だけでわかった範囲だけで、納得してしまうとしたら、それはもったいないことだとは思う。
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