真文鳥になれ！

エッグフードがマイブームらしいサカ

　サカ坊は、先天的な気質として空気が読めないといった意味での「アスペルガー」というよりも（普通にいるし、誰でも多かれ少なかれ持っている性向なので、あれ【というにはやたらと広範囲な「症候群」・・・】を重大視しすぎるとしたら、精神科医の「罠」だと思っている）、後天的な育てられ方に問題があったものと思われる。しかし、文鳥１羽の場合は、こうなりやすいと思うので、問題とも言えないかもしれない。むしろ、同居鳥に「ボコられ」ても、皆にスルーされても、まったくめげず、文鳥嫌いにならない楽天性を、先天的なものとして評価したい。
　・・・したいのだが、指などへの攻撃性を和らげるのに腐心し、特に脈絡もなく上唇を噛まれて出血しかけた飼い主は、やはり評価したくなくなる。帰る時間になって放鳥部屋のツボ巣を占拠し、手を出せば噛み付いてくるこの「サカらう坊」を、いかに真人間ならぬ真文鳥に更生させるのか、目下の課題と言えよう。