カップリング成功(タネ・イブ)
朝、サカとタネのカゴを「文鳥団地」に移動する。今回はすぐに同居させず、サカは別棟の元トミのいた位置、タネは左棟の下段右の元デコ・カナのいた位置で、それぞれ1羽暮らしさせてみた。
そして、夜。ツボ巣で眠っていたサカは、次々と飛び出していく文鳥たちに驚いて騒ぐので、つかみ出して放鳥部屋に連れ出す。その後は予想通り人間の肩や腕や手や指にへばりつき、飼い主が掃除しているところに飛んできて、ケコといがみ合っていた。文鳥に対しては、全般的に非友好的だが(ケコをライバル視)、我が家のオス文鳥たちに気に入られてしまい、盛んにさえずられ、そのさえずりには興味があるので近づくと、背中に乗られて人間から転げ落ちる、といったことを繰り返した。特にしつこいのはアトで、そのさえずり感極まったサカが自分もさえずりはじめても、何ら気にせず交尾を迫り、彼(アト)にそういう趣味があるとは知らなかった飼い主を、呆れさせた。
一方のタネ、放鳥開始後しばらくは出入口が分からず騒いでいたが、しばらくして自分から飛び出してきた。昨日、いつものように両翼の風切羽を3枚ずつ1枚おきに切っておいたが、何の問題も無く上手に飛び回り、あちらこちらとうろつき回っていた。その間、我が家のオスどもに言い寄られ、関係を迫られるわけだが、関係を迫るようなことをしないものの、しつこく厚かましいのは、やはりシンとアトの父子であった。特にシンさんときたら、新妻に卵を産ませておきながら、そんなこと忘れたような態度なのだ。
で、すったもんだの結果、放鳥の終了10分前くらいになり、タネと仲睦まじげにツボ巣に入っている者がいるので、よく見たらイブであった。何のことはない。自然に収まるべきところに収まったようだ。そこで、今晩から同居させてしまうことにした。
同様に10分前くらいになって、それまで基本的に飼い主の肩にいたサカが、放鳥部屋のツボ巣に行き、それを占拠した。言いたいことはわかる。寝床を確保し、愛ジンである飼い主にも来るように、との意味だ。その様子を、不思議そうにミナが見ていたが、この2羽のカップリングには、なだ時間が必要なようだ。
とりあえずは、めでたし、か・・・?。
距離のあるサカとミナ
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