軽快に飛び回るヨビ
シンさんはズレたままだが(ツボ巣に誘わず箱巣を見せたがる・・・住宅展示場)、ヨビの方はシンさんが気に入ったようで、一緒に暮らそうと考えたのかは定かでないものの、シンと一緒に「文鳥団地」と放鳥部屋の間を行ったり来たりしていた。
そこで、明朝は寒いらしいこともあり、同居させることにした。放鳥終了時、ヨビを捕獲し、シンさんのカゴに放り込む。シンさんはそのヨビのいるカゴに自主帰宅、そして・・・、ブランコに乗って予備を驚かせ、そのままブランコで就寝。ヨビはツボ巣の上・・・。
・・・何かズレているんだよな。と、飼い主は思うのであった。
【附・ペットショップ雑感】
さて、現在、我が家では数だけならメスの方が一羽多い。従って、なぜさらにメスを探して迎え入れねばならないのか、との気持ちが強い。そのため、「大柄ではない色の濃い桜文鳥の若いメス」などという、やもめのイブの具体的な要求に沿った嫁文鳥を、東奔西走して探し回る気にならない。
ここ数年、一度は行っておきたいと思い続けている調布の工藤優鳥園さんにしても、ペットショップ踏査としては遠すぎ、周辺に他に行きたいお店がないので、「外征」に踏み切れないでいる(突発的に行く可能性はある)。この小鳥屋さんに魅力を感じるのは、例えばサイト『文鳥飼育の一例』さんのララビス君を迎える際のルポなどの、利用された方の体験記をいくつか目にしたからのように思える。「主人らしき老人が背中をむけたまま掃除をしていた。文鳥の雛を扱っているかと尋ねると、老人が一瞬ふり返り、店の一角を指してまた向こうを向いてしまった」とか、お客さんに対して「老人は疑い深い目でこちらをみて」などとあり、そういった態度に偏屈な正真正銘の鳥キチの姿を見る私は、是非行ってみたくなったわけである(小鳥の愛好者は増やしたいが、ろくでもない飼い方をする初心者は多い。売りたいような売りたくないような・・・)。もっとも、行ってみたところで、店主の姿など一瞥するだけで、黙って入って黙って見てまたたく間に黙って帰ってしまう可能性大なのだが、それはそれで良い。
調布かぁ・・・。昔は機会がたくさんあったのだ。大昔は、南武線で登戸までは散々通っていたわけで、学校帰りに高幡不動に住んでいる友人にくっついて、分倍河原から反対方向の京王線(上り線)に乗れば訳もなかった・・・。また、三鷹に住んでいた友人に自動車で連れ去られ、吉祥寺の伊勢屋で飲み食いしてもいたのだから、タクシーがわりに調布まで付き合わせることも可能だったはず・・・。その頃から存在は知っていたのだが、重視していなかったのが惜しまれる。今さら詮無いことながら、残念なことであった。
繰り言を行っても仕方がないので、せっかくネット社会、それを活用しての検索はしている。自分が文鳥の生体を商うなら、ほかの鳥種は扱わず、文鳥はすべて一羽一羽分けてカゴに入れるし、成鳥は雌雄が分かるまで売り物にはしないし、一羽一羽写真を撮ってネットで公開し、当然安く売ろうなどとは考えず(価格が高くなるなら高くなる納得のいく理由を消費者に説明すれば良いだけ)、地方発送もせず、実店舗があっても入口のモニター見学させるだけで、「見てるだけ~」のお客さんはカゴに近づけない、といった商売になるはずだが、残念ながらそのようなお店は存在しない。
しかし、それよりも一般性のある形で、数ある種類の中のひとつとして取り扱い、在店や入荷情報をブログなどの形態でネット公開しているお店ならある。横浜市民の私が今チェックしているのは、610、ペットエコ、PETFOREST、コジマ。頑張って正確に迅速に更新してもらいたいものだ。
コメント