キンカの秘密基地

 幼稚園児だった頃、近所のお兄ちゃんたちと一緒に、駐車場か何かの片隅に、廃材とか何やら持ち込んで「秘密基地」を設営した記憶がある。考えてみれば、ずいぶん危なっかしいことをしていたものだ。

 で、キンカのオタマ・オチビである。今夜、めでたく「夜会」デビューを果たした。
 しかし、掃除をする飼い主にへばりついて、「メエメエメエメエメエ」鳴き続けるばかりであった。
・・・これは如何せん邪魔過ぎる、と思っていたところ、背後の食器棚の上に雑然と置かれたザル付きタッパ(豆苗栽培用)に興味を持ち、2羽でおとなしくゴソゴソし始め、ついにはそこで熟睡した。
 今後も色々新技を披露してくれるのではなかろうか。愉しみである。




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