浮気を疑っているケコ
毎日、痛そうな画像というのも困りものだが、明日はないだろうと思っている(それでも、おとぼけのデコのことなので、案外アップダウンを繰り返す可能性はある)。
昨晩は動きが良かったが、今日は朝からぐったりとしており、夜には体が硬直気味になっていた。まだ6歳にもなっていないデコが、なだらかながら、露骨なまでに老衰していくのは、少々不思議に思える。しかし、そういうこともあるのだろう。先天的なものか、何かきっかけになるような事(中毒など)があったのか、想像は出来ても何の確証もないので、考えるだけ無駄と言える。
あまり生き物の死に「慣れ」ていない飼い主なら、何も手につかなくなりそうだが、それはそれとして、特に変わった現象ではない事は確かなので、「慣れ」た飼い主は、日中の手隙の時間に『文鳥墓苑』の墓石を磨いていた。
文鳥はいかに賢くとも哲学性は無いはずなので(天才のキューは哲学的な思索をしているように感じる時はある) 、思い悩むことは無いだろう。思い悩んでいるとしたら、愛ジンである飼い主の手の中にいるデコに嫉妬しているケコくらいだろう。無心というのは、羨ましいものだ。
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