抱卵開始

互いに譲らぬ文鳥たち(エコ・マナツ)
孫のマナツと張り合うエコ(左)

 エコは今日から抱卵を始めた模様だ。しかし、当然のように、夜の放鳥には出てくる。水浴びもオス文鳥たちを押しのけ、対等以上にわたり合って入り、食べまくり、いつの間にやらカゴに帰って抱卵をしている・・・。頭は悪くても、良妻賢母なのは認めなければなるまい・・・。否、平然と浮気することがあるので、良妻とは言えないか。
 「妻をめとらば才たけて、みめ美わしく情けある」とは、与謝野鉄幹の歌だが、頭が良くて見た目が良くて情け深い、ずいぶんと贅沢な話だ。文鳥には、そういった高望みはないと思う。人間同様に適当なところでとりあえず妥協すると言うより、元々頭に描く理想像のようなものはないのだろう。
 エコの場合は後妻、ハルの前妻は年上でペローシスで胆のう腫で亡くなったカンだ。飼い主としては、丈夫であれば、頭が足らなくとも見た目が悪くても浮気者でも文句は言えない。その点、やはりエコは上々、とすべきだろう。

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