念のため釈迦に説法

 五山のイルミネーション関係者は、宗教家ではないので、思想的な肝の座り方は期待できませんが、成田山新勝寺は、間違いなく一大宗教で、しかも仏教です。仏教と言えば、「捨身飼虎」という説話、虎の親子に自分を食わせたという話ですが、そういったものがあるように、己を捨てても他に慈悲を施すことを説いているはずです。放射性セシウムごときでフラフラするなど有り得ないでしょう。
 したがって、「放射性物質を心配する問い合わせが相次いだことから、たく前に松の木を検査する方針を決めました」とNHKのアナウンサーさんが読むのを聞いても↓、半信半疑です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110816/k10014949951000.html

 うるさい人がいると、「ハイハイ、安全なようにしらべますよ」と適当に合わせてやっているだけで(それを記者が誤解する)、本当は何もしないで粛々と行うのだと、信じきっていたので、まさかと思いつつ、本当である可能性を思うと、やはり焦燥感にとらわれます。宗教の宗旨に及ぶような自滅行為はないと思うのですが・・・、この際、しっかりと打ち消してもらいたいものです(引っぱておいて、荒事歌舞伎の如き格好良さで大見得を切る気ではないかと邪推中・・・)。

 邪推と言えば、京都のイルミネーションをめぐって、13日のNHKが前日の中止会見を報道していないようなので、不思議に思っていたところ、今日になって12日夕方付ののウェブニュースを見かけました↓。わざと報道していないのでは?との邪推は、確かに邪推に過ぎなかったようです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110812/k10014878261000.html
 動画では、随分と丁寧に「ぶらたもネーちゃん」が読んでいます。なぜ、気づかなかったのでしょう。訂正の上でお詫び・・・とりあえずは、気のせいということにしておきます。
 なお、放鳥時間中はNHKのニュースとニュースバードくらいしか見ない私は、アナウンサーや天気予報の担当者をコードネームで呼んでいます。「ぶらたもネーちゃん」もその一人ですが、肝心な『ぶらタモリ』という番組は、先日の渋谷界隈についての再放送まで未見でした(番宣で存在を知っている。再放送もニュースバードが野球中継なので、見るしかなかったのだが、面白く興味深い番組であった。個人的には、谷中・根津・千駄木から上野方面をうろついている時に、東京というのは山そのものだとの印象を受けたのを思い出した)。
 他のコードネームをついでに書いておくと、天気予報の「手長づち」とか「ハムスタ」、アナウンサーの「びっくり熊ちゃん」などです。誰のことなのかは、ご想像にお任せします。

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