トウモロコシを倒して食べるキュー様
十干十二支が一巡した60歳を還暦と呼び、以後は赤いチャンチャンコなどを着て『年寄り』の自覚をもって生活することが望まれる。『年寄り』とは「ポンコツ」の意ではなく、ろう長けて賢いことで、体力に物を言わせず経験に基づいて(ボケ防止の意味もあり)頭を使って生きるべき年代ということかと思われる。そして、昨今ではこの還暦60歳前後の人間をアラウンド還暦、「アラカン」と呼ぶそうである。
文鳥の「アラカン」は5歳過ぎくらいだろう。現在5歳半を過ぎたキューは、まさに「アラカン」で、今回の換羽に入ってから、体力の衰えがかなりはっきり見られるようになった。飛び方がぎこちなくなり、たまに着地点を誤り落下するようなことが起きるのである。自身も自覚があるので、短時間放鳥には出てこない。飼い主としては、さびしいところだ。
20羽超の文鳥が飛び交い食べまくり水浴びまでする我が家の放鳥時間は、『年寄り』には体力的に過酷なものがある。無理せず、マイペースに暮らして欲しいと思う。
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