バケツ稲作にチャレンジ【1】

 私は数多の文鳥という小鳥と生活していますが、この文鳥、ライスバードとも呼ばれ、インドネシアでは日本のスズメのように稲作の害鳥とされていました。つまり、お米が大好きな小鳥です。ただ、市販のお米が入っていない小鳥のエサを与えていると、食べ物として認識しなくなってしまうことがあります。食べず嫌い、と言うわけです。
 今後、雑穀類の高騰が進みかねない世界情勢なので、お米好きにしておいた方が良いのではないかな、と思うのですが、それはともかく、我が家の場合は、ほぼ皆お米大好きで、籾を剥いて、実にワイルドで食べてくれます。そこで、さらに野性を呼び覚ましてやろうと、バケツ栽培で稲穂を収穫しようと考えたのでした(怖がって近づかない気もする・・・)。

 まず、文鳥たちのエサとして使用している、本当は人間用の無農薬栽培のお米(ヒノヒカリ)の籾を、水に浸して暗室におきます(毎日水を交換)。
 そして、数年間使わないで眠っていた10リットルの赤いバケツに、そこらにあった野菜栽培用の培養土10リットル弱をいれ、水を加えてこねましたが、土が軽すぎて水に浮かんでしまいました。そこで、急遽ホームセンターで調達した荒木田土という重い土2リットルと黒土3リットルほどを、野菜培養土4リットルほどに加え、野菜用肥料も少々混ぜてこね回し、水を張ってベランダの隅に設置しました。

 10日ほどたった本日、籾から芽が出てきたので、17粒ほど蒔きました(泥に指で1センチほど穴を開け埋める)。
 無事に育ってくれますように。

10日ほど水に浸した籾

バケツ稲作

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