蛇足でなくて鯰足・・・

 昨日の今日で、まさか地震の話題を書こうとは、自分でも思わなかったのですが、地震に余震があるように、駄文にもオマケがあるものと、お許し頂ければ幸いです。

 本日、大きな余震があり、本震の時よりずっと小規模ながら、またしてもメダカの水槽の水があふれました。業を煮やした私は、再三に備え、水槽を衣装ケースの中に入れることにしました。水受けにしようと思ったのです。そして、作業を終えてふと考えたのでした。貞観年間より千年余の時を経て再現された地震とのことですが、大きな地震の連鎖は無かったのだろうか、と。
 そこで放鳥を終えて、つい十分ほど前に検索窓に「貞観地震」と入れてみたら、歴史学者の保立さんのブログの存在を知りました。保立さんと言えば、東大の史料編纂所の方で、歴史学、特に日本中世史をかじった人間で知らない人はいない存在だと思います。内容、さすが目の付け所がシャープで、当初より地震について歴史的な着想をされているようでした(先ほど気づいたばかりでして・・・。えーと、鯰絵についての論文は誰でしたか・・・。歴史学OBの記憶は古すぎて思い出せません。白状すれば、当時斜め読みしかしてません)。
 ご紹介されているように、理科年表に詳しいようで、関連しての大きな地震被害の記録は無いようです。当時は全国に国衙という役所、中央政府の出先機関がありましたから、大きな地震で被害が起きると、案外記録に残っているはずです。となると、とりあえず千年余の例を踏襲するなら、余震は余震で治まってくれることになるのかなぁ・・・、と思いました。
 ほら、また余震が・・・。しばらく、我慢、我慢ですね。

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