お花見楽し、しかして悲し

 昨日、久しぶりに『荒澤山草園』さんのホームページを拝見したところ、お身内にご不幸があり閉店されていました・・・。少しずつ安いものばかり買う迷惑な客に対して、栽培方法などを丁寧にお書き添え頂いて、ありがとうございました。白花姫シャガ、白花ヒナ草、青軸ニリンソウ、ニリンソウ(銀盃)、白花ツリガネツツジ、カラフトビランジ、ミヤマアズマギク、黄花アズマギク、ヒナ草、白花大輪ヒメフウロ、ミヤマカタバミ、八重咲ミヤマカタバミ、大切にしないと。
 ミニ盆栽をたびたび送って頂いた『はなだて』さんは、福島県双葉郡大熊町に所在されているはずです。大熊町は例の原発の20キロ圏内で、津波を免れた住民の方々も現在会津若松市に集団避難されていると聞き及びます・・・。小鉢のプレゼントは、いつも有り難かったです。サルスベリ(なごり雪)、白花キンロバイ、白花茶、香丁木、枝垂れ富士桜、ご無事を祈りつつ、大切にしないと。
 春の芽吹きに、咲く花に、ゆっくり福島のお酒を酌みましょう。

【記事】東北の日本酒蔵元「お酒飲んで!」「このままでは二次被害!」

 とその前に、福島の人に対する差別をおこなう輩がいるそうなので、念のため一言申しそえます(昨日から小学館の回し者になっているような・・・。週刊ポストの記事女性セブン記事)。
 肩を叩こうと抱きしめようと舐めまわそうと、本人に殴られるか警察に捕まる以外の危険性などありません。
 放射能漏れを起こしているものに近ければ近いほど、外に出れば放射性物質をより多く浴びる機会があったかもしれない、と言うだけです。万万万が一にも放射性物質を比較的多量に体内に吸い込んでしまった人がいたとしても、それはそのご本人の健康が心配されるだけで、他人に影響など与えません。
 基本的に花粉症と同じなのです。外から戻った人の体や衣服に付着していた花粉を、無頓着に室内で払ってしまったら、室内の花粉症の人がくしゃみすることになりますが、玄関先で払って、さらに気を使うならシャワーを浴びて着替えてしまえば、花粉ゼロでしょう?問題は花粉の有無であって、人は無関係というわけです。避難されて来ている方は、特別な場所を経巡っていたわけでもなければ、普通に着替えもされていますから、我々とまったく同じです。
 そもそも、福島県人でも東北人でも東日本人でも日本人全体でも同じでしょう?無知蒙昧なアジアの一部の国が、日本人渡航者全体に「放射線検査」をおこなっているではありませんか。同胞に対してそういった愚行を犯さないように、恥を知る日本人であれば、厳に慎みたいところです。

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