TEPCO流計画停電、グループ内で細分化するのも一つの手だが、それはグループに入ってしまっている「一部の地域」の問題で、なぜグループに入っている町と入らない町があるのかを明確に説明しないと、今後TEPCOのマークをつけて外を歩けなくなるものと、老婆心ながら心配しているところだ。
説明がないので、勝手に考える。我が家、なぜ停電しないで済むのか。所在する西区には横浜駅があり、高層建築の多いみなとみらい地区もある。確かにあの辺りが3時間も停電したら、それは大層なことになりそうだが、西区全体が同じ変電所なのであろうか?技術的な問題としてそうせざるを得ないなら、それならそれで、本来なら停電に協力できるはずの一般家庭には、陛下と同じように「自主停電」(誰でも考えることは言葉まで同じだ・・・)の実施を勧めたら良いだろうに。書き込まれた方もいるが、これでは停電になっている方たちに申し訳ない・・・。
天皇陛下を見習って(夕刊フジ)、四の五の言わずに、停電が実施されている時にブレーカーを落とせば良い(吹上御所に家庭用のブレーカーは無いだろうなぁ)。と考えて、ふと思ったのだが、我が家で最大に電力を消費しているはずの冷蔵庫(暖房は石油ストーブで、炊飯はガスコンロにしてしまっており、掃除はいつも箒とモップ。冷蔵庫は小さな業務用が2台あるので3台)、3時間消してからつけた方がつけたままより電力を消費するのではなかろうか・・・。消せばじわじわ庫内温度が上がっていくので、電力が復帰したら余計に冷却の必要が生じる・・・、さてどちらが・・・。緊急避難としてなら切ってしまった方が良いが、次の時間帯も停電が実施される状態なら、かえって足を引っ張ることになりかねない。・・・わからん。
うーむ。節電担当大臣とやらに、実際の家庭での電力消費パターンに則して、客観的に有効とみなされる節電を早急に検討の上例示してもらいたいな。「プラグを抜いて待機電力ゼロ」も結構だが、塵・芥は積もっても高が知れている。今は気持ちの問題ではないので、より消費電力の大きいものの節約方法を考えてもらいたいものだ。
とりあえず、私の見るところ、第5時間帯(18時20分~22時)の停電は、最大限避けるべきことなので(暗闇では何も出来ないし不安ばかりが募る。街頭も消え信号も消えれば危険極まりない【すでに死亡事故が起きているようだ】。この時間帯は特に、電力消費量が上がる原因を特定し、分散化するように啓発してもらいたい)。この時間帯に停電が行われる予定日に、18時20分頃から21時20分頃まで冷蔵庫3台の電源を落としてしまうことにした。これなら復帰して、冷却に余計電力が必要となっても迷惑になるまい(我が家の冷蔵庫については、近々安直な電力消費量計測メーターで実験しようと思う)。
当分そのようにして、・・・夏。しかし、夏の電力消費は、確か「1時、4時~」とでんこちゃん(あのキャラ再登場はあるまいな・・・)が言っていたように、暑い午後の冷房が最大の問題になるはず。・・・我が家は、日中冷房を使わない。良かれ悪しかれ風通しが良いからだ。となると、冷蔵庫は停電時間帯の夜にかかる部分がまだあればその時か、1~4時にするか・・・。臨機応変にし、夜、窓を閉めた後の冷房開始をなるべく遅らせるくらいになるだろうか。
管内にありながら、TEPCO流計画停電に幸か不幸か(実質的には停電にならず幸運だが、精神的には心苦しく不幸だ)、含まれない地域の人も、とろくさい政府や電力会社に言われなくても、節電の努力はしているだろう。その気持ちを上手に活用して欲しいものだ。
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