震中お見舞い申し上げます

 

白文鳥ミナの悲嘆
未亡鳥となったミナ

 たびたび余震の続く中、被災地の方々、放射能漏れにより避難されている方々、そして停電中、さらにお米などが入手できずお困りの首都圏の皆様、たびたびながらお見舞い申し上げます。
 中央行政府の対応には、日々に苛立ちが募りますが、それでも暴動が起きないのが日本の素晴らしいところで、さらに忍耐力において東北地方の人々は昔から群を抜いており、今回それを再認識し、敬服するところです。
 本日あの大臣は、首都圏のネットスーパーが営業を止め、町のスーパーから食品が消え、それどころかインターネットのお米屋さんが、軒並み『改装中のため休店』(つまり在庫切れで売る物がない状態)となっている、消費者が現に困っている最中、何やらコンビニに行って口を動かし、現実が直視できない愚か者であると宣言してしまいました。それより、せっかくのモデル上がりの人気者らしいのですから、エプロンでもつけて、「始めチョロチョロ中パッパ、赤子泣いてもフタとるな!」と政府広報CMで演じてみせ、炊飯器を使わない節電を呼びかけた方がいろいろな意味で存在価値が示せたように思われます。
 政府の面々は頼りないので、民衆の動揺を抑えるはったりも言えず、有効な強い指示も出来ず、混乱が広まってしまいましたが、一般企業は政府とは無関係に復原の努力をしているので、馬鹿者の非国民の人非人が買占めのような邪魔な行為に走っても、徐々に回復していくはずです。首都圏のインターネットを使える人は、西日本のお店でも買い物が出来るはずですから、スーパーの品物はなるべく情報弱者に譲って、しばらくはしのぎたいところです。
 原発については、理系のあの首相ほど詳しくは知りませんが、細かなことは専門家に任せ、現場作業員の検討を祈るよりないでしょう。流言飛語、特に自分が幼児性の怖がりなので、他人にも言ってその恐怖を紛らわせたがる迷惑な人の発言に、一々振り回されても仕方がありません。外国、特にヨーロッパの放射能恐怖症は、チェルノブイリ以来のいつものことです。東海村のバケツ事故の時も、帰るは国際大会に来ないは大騒ぎだったのですから。そして、帰国する外人や、早めに遠隔地に移動する日本人は、むしろ、有り難い存在であることを忘れてはいけないでしょう。こういった際は、「口減らし」が現実に必要なことなので、移動する能力のある人は、むしろそのようにした方が、残る人たちのためにもなります。
 とにかく、より悲惨な状態にある人たちがたくさんいる、何より亡くなられた方が万余に及ぶことを思って、なるべく平常に踏ん張りたいですね。

 さて、我が家では最長老になっていたクラが、今朝亡くなっていた。下段のつぼ巣の中で、背眠状態であった。背眠で永眠ならやすらかな最期と言えるだろう。
 いつものように、キッチンペーパーに副葬のエサとともにくるみ、プランターの『文鳥墓苑』に埋葬する。我が家に来て7年半、波乱万丈であった。やすらかに。

白花ヒナ草が咲いてきた『文鳥墓苑』

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