ケージであってゲージでない

孵化38日目の文鳥ヒナ(クリ)
ブランコ好きになりそうなクリ

 原子力発電所は技術者が不休の努力をしており、どうなろうがなるようにしかならず、万一放射能漏れが危険域に達すれば、日本では放射能を計測する民間機関がたくさんあるので、隠しようが無い。従って、素人考えで無駄な心配をするなら、文鳥と遊んでいた方が良い。
 つまり、余震が続こうと、正常に戻ってしまう。(おー、言ってるそばからデカイのが・・・。余震というより別枠ですか。・・・富士山噴火しないでね)

 で、あえていらぬ話を・・・。
 犬猫など用の檻なり鳥など用のカゴなりは、英語で「cage」なので、カタカナにするならケージになる。ゲージと「ケ」を濁音にして「ゲ」にしてしまう人も多いが、これは誤りなので、気づいた人は今この瞬間から直した方が良い。
 なぜ濁るのか、網目幅の単位がゲージ(gauge)と言うらしいので、それと混同してしまったものか、日本人としてはケージより濁音を重ねたゲージのほうが発音しやすかったか、であろう。何しろ、アボカド【avocado】の「カ」を濁音化してアボガドとしたり、ギプス【gips】の半濁音「プ」を濁音に変えてギブスと発音するくらいである。
 その経緯は判然としないし、個人的には日本なまりで濁音化しようがしまいが構わない。通じれば良いが、やはり間違いは間違いなので、わざわざ間違い続ける必要もない。などと偉そうに言っているが、当然私は散々間違って直してきている。例えば、茨城県の読みではイバラギとフツーに濁音化していたし、それについては、「だって、茨城県の人の発音は『キ』が鼻に抜けて「ギ」にしか聞こえないじゃん!」と内心思ってもいるが、清音が正しいとだいぶ前にコマーシャルしていたので、以後濁らないように留意している。
 そのような涙ぐましい歳月を重ね、今や、自分のハンドルネームはジャクボーでジャグボーではないので、自分のホームページの掲示板では「ク」を濁音化するとNGワードとなって書き込めなくしているほど(あまりにしつこく間違える人がいるから・・・)、清音と濁音に気を使うようになっている。第一、クリがグリになると別の文鳥になってしまうではないか!なのである。清音と濁音では別の固有名詞になるのだから、ここは慎重であらねばならぬ。

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