水浴び場に飛来したクリ
天災では、被災地に遠いほど関心が薄くなるのは当然。個人的に被災地の人にシンパシーをどの程度感じるかも異なる。そして、冷たいように見えても、被災度合いが低ければ低いほど、正常な生活を行うべきで、正常な経済活動によって得られた余剰があってこそ、被災地への支援も円滑となる。
今回の海洋プレートによる超巨大地震は、それに伴う大津波により空前の広範囲に破滅的な被害をもたらしているが、多少でも救いがあるとすれば、比較的近くに人的資源が豊富で(頭数が多いという意味)、経済的にも豊かで、政治機能の中枢でもある首都が存在し、直接の被害が軽微であった点にあると思う(好き嫌いは別にして東京都は懸絶した存在だ)。
阪神淡路の際に、直近の大都市大阪が健在であったようにはいかないが、首都圏はいち早く立ち直って、甚大な被害を受けた地域を支えねばならなかったのに、週明けに混乱してしまい、正常の経済活動に復せず、浮き足立って買占めに走るような者まで現われる始末で、何とも情けないところだ(我が親は老人の麻雀の集まりに昨日今日と出かけて行ったので、さすがに今日は叱り飛ばした)。
とりあえず個人的には節電を心がけ、寄付金をわずかながら拠出し(年間貯めた1円玉より、財布の中の1万円札を出さねばなるまい。1円玉を1年で1万枚も貯められるはずがないからだ。外食を控えたり、子供にはお菓子を我慢させ、その場で寄付して、その晩はおかゆでもすすれば、どうせ捨て金の1円玉をビンに放り込むより確実に教育になる。それで子供に共助の気持ちが多少でも芽生えれば安いものだ)、鉄道の運休が経済活動の妨げにならないように、阪神淡路の際の村山富市氏よりもマシな行動を政府にお願いしたいところだ。
なお、我が家は現在のところ計画停電の対象地域に入っていないようだ。理由はわからない。なぜ時間帯が7あるのに、5グループなのかも、特に説明はないように思う。なるべく平等に負担させ、もし除外する必要がある区域があるなら、その旨しっかりアナウンスし、反対に過重な負担となる区域には、電気料金の減免処置などを考えるべきだと思う。
当然、輪番のシステムがわかりにくすぎるので、とりあえずグループをA・B・C~でも、花組・星組・雪組~でも良いのでそれぞれ固定して、自分がどのグループに属するか周知徹底してもらい、時間割を発表するようにしてくれたら良いものを、と思う。長期にわたって必要になるものと考え、早急にしっかりしたわかりやすい制度にしてもらいたいところだ。
さて、 クリはいよいよ自分でエサを食べるようになってきた。数日後にはひとりエサを卒業するだろう。少しさびしい。
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