哲学的なことを考え始めたらしいクリ
大学受験の試験問題の解答をネットで求めるといった方法でカンニングをした浪人生が判明したそうだ。まったく愚かで情けない話だが、それに対して試験会場へのケータイの持込みを禁止する、などと主張する教育関係者というのも、そろって能無しのように思えてしまう。
何しろ、カンニングがOKされたら試験にならないことなど皆知っていることで、当然試験なるものの起源から厳しく禁止され罰せられてもいるが、それを犯す奴は後を絶たない。学校の定期試験なら「カンニングしないで問題が解けなくても、赤点になるのは1教科。カンニングがばれたら、停学くらって試験を受けた全教科が赤点扱い。さあ、どうする!どうするどうする!」といった事前の脅し文句が効果を発揮する。しかし、進学がすべてと錯覚している若僧にとって、便利なケータイの利用は魅力的であり続けるだろう。
ケータイの持込みを禁止したところで、それを守らず悪事を働く者は存在する。もしくは存在した。と考えねばならない。今回のケースなどずいぶん稚拙で可愛いくらいだ。Yahoo!の知恵袋など、回答の表示を書き込みの2時間後にするだけで対策は終わりだが、同じ手段で知り合いに問い合わせていれば表立たなかった。今後はさらにケータイ端末が進化し、情報処理能力も高まり、カンニングに使用されやすくなる。それは、ずいぶん前から明らかであったのに、「持って来ちゃダメなんだからね!」で済ませてきた教育関係者の怠慢を反省した方が良いだろう。
不正を許せない。しかし、口で言って従う者だけならはじめから問題など起きない。カンニングはある、むしろあった、今回の件は氷山の一角として、不正を許さないための有効な手段を講じなければなるまい。やたら高い受験料を取っている大学なら、尚更のことである。
さて、クリ。27gで安定。
今日は飛ばなかったが、飛びそうな雰囲気が濃厚になってきている。『天才』なので、カンニングしなくても、自然に自発的に明朝には飛ぶのではなかろうか。慌てることもないのだが、せいぜい期待しよう。
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