断崖に立つオステ

​右下がオステ​​
 飛べないので指の送迎を待つノビィのような文鳥がいる一方で、オステは迎えの手を拒否し、自分がその気になった時に跳び出して、真っ逆さまに床に落ちる。そして、コメツキバッタのようにその場でジャンプして頬を打ち付ける自傷行為の挙句、迎えの指に乗りテーブルの上に行く。・・・始めから指に乗って出てくれば良さそうなものだが、そのようにはしてくれない。
 テーブルの上で、飛べるが飛ばないナイとともに、いろいろ食べてのんびり過ごせば良さそうなものだが、頭上の休憩地の文鳥たちを見上げ続けることが多い。そこで送ってやるのだが、飼い主は、落ちて死んでしまうかもしれないと、覚悟している。何しろ、飛べないまでも翼をばたつかせて、普通に落ちれば良いのだが、オステの場合は頬を打ち付けたいと言わんばかりなので、甚だ危険なのである。
 オステには、悟ってもらいたい。

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