カトルボーンはイカの甲

カトルボーンを食べる産卵期のメス文鳥(スミ)
カトルボーンを夢中で食べるスミ(尾羽はエコ)

 カトルボーンを、スミとエゴが食べ散らかしまくっていた。産卵する気満々なのだ。
 cuttlebone、イカの骨というかイカの甲、甲イカという海洋生物の体の一部(形は違うが構造的には貝殻と同じ)を乾燥させたものだが、成分はカルシウムを主としていて、小鳥の飼料とされる。インコ類は紡錘形(サーフボード状)の原型をガリガリむしって食べるが、文鳥にはそれを苦手なものが多く(文鳥のクチバシはつつくのに適した形状)、我が家では砕いて与えている。
 カルシウム補給として鶏卵(玉子)の殻を与える人も多いが、海産物はカルシウム以外のミネラルを多く含むので、おそらくカトルボーンの方が栄養的に優れている。
 それにしても、食べやすさは玉子の殻の方が上だろう。砕いたカトルボーンの欠片が少し大きいと、エコなどポイポイ捨てるので、見ていて腹が立つ(「エゴめぇ!」)。その点、スミは奥ゆかしい。落ちたものを拾ってしっかり食べてくれる。同じお店出身でも、性格はまるで違うから面白い。

控えめなスミ
カトルボーンを食べる産卵期のメス文鳥2(スミ)

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