我が家のジャイアン
最近アトは「ジャイアン」と呼ばれている。トミィ坊やがカナリアシードなどを食べていると、問答無用で蹴散らすからだ。今夜も久しぶりに出てきて、散々暴れん坊の憎まれっ子ぶりを発揮していた。
彼はトミに限らず、他の文鳥が特別に何かしていると邪魔したがる。例えばケコが湯漬けエサを食べていれば踏み潰そうとするし、キューが巣材を見つけると横取りする(キューはアトの顔が近づくと無条件に逃げだす)。それでいて、湯漬けエサを食べるわけでもなく、巣材に執着するわけでもない。
これは意地が悪いというより、やきもちを焼いているように思える。自分が特別扱いされたいのだ。それならと、たまに隙をついて捕まえて、手の中で「いい子いい子」と大きな顔をぐりぐりと撫で回してやるのだが、これはお気に召さないらしい。それでも根に持たないから、やはりいい子だ。
今夜も文鳥身障者夫婦のデコ・カナは、カゴからは出てこないで、仲良くエサを食べていた。この夫婦もいろいろ不思議だ。
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