悪く言えば「スケコマシ」

水浴び後のヒナ文鳥2(トミ)
今日も小鉢水浴びをしたトミィボーイ

 飯を食う時に否応なく流れてくるニュースが、「やさしい嘘」でしじゅ~芸能女とねんごろになり、「残酷な沈黙」でしじゅ~芸能女を捨てた、ずいぶんお仕事以外でお盛んな戦場ジャーナリスト?のおっちゃんの与太話とは、何とも勘弁してもらいたい。
 何でも4年も前に捨てられた女の方が未練たらたらでツイッターでつぶやき、ねんごろになった女の方は、その略奪愛での夫婦関係を公にせずに、才媛ぶりつつ芸能活動を続け、最近まで稼いだ金をその男に貢いでいたそうな!!と、勢いでビックリマークをつけてみたが、もう、実際アホらし過ぎて・・・。
 とりあえず言えること・・・、なぜゆえに、わざわざ気の利いたフレーズを吐いて墓穴を掘るのか。やったことは、中年になっても馬鹿戯けた者どもによる軽率な不倫行為に過ぎないのだから、言葉で飾っても世間様どころか芸能レポーターなる人たちにまで笑われるだけだ。それをわざわざ「やさしい嘘」「残酷な沈黙」などと気の利いたフレーズを持ち出しやがる。子供たちが喜んで使いはじめてしまうだろうが!!
 この手の話は、それぞれ真っ当な事情がその時その時であったに決まっている。しかし、後で振り返って全体として見てイビツであったら『アウト!』なのである。今さら時々の事情を真摯に説明したところで、言い訳がましく聞こえて虚しい逆効果にしかならない。例えば、世間に公表しない同居も出来ない関係で籍を入れてしまう理由など、経済力の劣る男の方の金銭的な貸借を円滑に行う方便くらいしか想像しがたい。それでも何でも、当人たちが納得付くなら他人が問題にすべきではないはずだが、世間的に暴かれてしまえば、何の関係もない一般大衆からは「汚し」と見なされ、得体の知れない好感度なるものがすべての芸能活動を、これまでどおり続けられるはずがないのである。
 かくあいなっては、女は口にフタして自宅謹慎、男は頭を丸めて修行にでも行き、それぞれ「巧言令色すくなし仁」といった言葉でも噛みしめつつ、ほとぼりが冷めるのを1年くらい待つのが正解だろうよ。まずは、これ以上テレビカメラの前に出てくるな、鬱陶しいおしゃべり中年与太どもめ!!

 さて、愛憎劇の相関図なら文鳥の世界の方がおぞましい。しかし、罪悪感もなければ打算もないので実にすがすがしいと言えなくもない。
 キュー様などは3羽も若い嫁を迎えた「スケコマシ」ではあるが、甲斐性があり、なおかつ家庭的で尊敬に値する。不幸にして2羽の妻に先立たれただけで、婚姻関係があるのにヨタヨタと他のメスと所帯を持ったわけではない。エライではないか。
 そのキュー様のインブリードであるトミ君は、今日も小鉢水浴びをしてご満悦であった。素敵な「スケコマシ」に・・・、否、まだメスの可能性もあるのだよなぁ。

今日も働くキュー様
羽を巣材にする文鳥(キュー)

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