引き継ぎ前夜 (3)

孵化15日目の文鳥ヒナ(「トミ」)
孵化15日目の「トミ」

 早いもので「トミ」は孵化15日目となり、明日引き継ぐことになる。
 アワ玉に混ぜる特別粉末飼料も作った。と言っても、今回の『手のりひな鳥のごはん』という商品は、いろいろなものが入っているので(具体的にはコーングリッツ・米粉・麦粉・ピーナッツ粉・大豆粉・スキムミルク・卵黄粉・鮒粉・ケール粉末・ビール酵母・マルチビタミン)、ボレー粉と気持ちだけ蕎麦と煮干しを加えただけだ。すり鉢で擦って茶こしのふるいにかけ微粉末にする。いつも指摘することだが、ボレー粉をすべて微粉末にしようと努力するのは馬鹿げている(経験者)。100回くらいゴリゴリしたらふるいにかけ、砕けないものは捨てるなり花壇の肥料にすれば良いのだ。
 入れ物はお古のフゴ、敷材は乾燥牧草に稲ワラを切ったものを混ぜて使用する。牧草は「マナツ」を育てた際の残り、稲ワラは商品を破いてしまったので自家消費だ。
 フゴを入れる育雛場所は下の写真のようになっている。断熱効果を得るために、木箱内側の底と側面の一部にガスレンジの下敷き用のアルミ素材を貼り付けてある。暖房機はカバー付保温電球30Wとフゴの下に4Wパネルヒーターで、保温電球の方はサーモスタットに接続し、28~29℃程度で調節されるようになっている。また、湿度が下がり過ぎないように、プラスチック容器に水を入れスポンジを浸して設置している。前面はプラスチックダンボールで開閉する。・・・念のため今日から点けっぱなしにして、最低最高温度をチェックしよう。
 という感じで、受け入れ体制は整った。今回も油断無く元気に育てねばならない。

 

文鳥育雛場所の様子

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