『文鳥墓苑』の草花ですが、向かって右のオキナワギクは綺麗に咲いてくれています。小菊の風情が実にお墓にお似合いです。
問題は左側、こちらはうまくいきません。ウメバチソウは今年の猛暑で一気に衰退、避難を余儀なくされ、次に植えたキンバイはかなり元気に葉を茂らせているように見えましたが、しっかり根付きませんでした。この間、購入時にすでに比較的大株だったオノエマンテマは、大きめの鉢に移して夏を楽々と乗り切っていたのですが、それだけに今さら移動させるのは気が引け、来春の開花まで手をつけるのを避けました。
そこで最近になって、前面用に再びヒナ草と休眠中のニリンソウ、左用にカラフトビランジを用意しましたが(沖縄と樺太なら釣り合いが取れているかと・・・)、ビランジは現在かわいらしい姿だったのでそのまま手をつけず(休眠する種類なのかな)、また別に小菊の類を探していました。
その過程で四季咲きのマツバギクを知ったわけですが、もちろんマツバギク菊とは言え、菊科の植物ではありません。よく石垣から垂れて伸び、初夏にきついピンク色の花を咲かせるあれです。案外色は白など多種あるそうで、さらに何と春から秋まで咲き続けの品種まであるというのです。
その何だか丈夫そうで長々と咲くらしいマツバギク(「花あかり」)を取り寄せ植えました(左側のかなり深い位置まで鹿沼土主体の山野草用の用土に入れ替える)。確かにまだ花は咲いていますが、貧相なので根付いて来春に期待でしょうか。頑張ってもらいたいところです。
オキナワギク
オノエマンテマ
カラフトビランジ
四季咲きマツバギク
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