イザベル色のお姫様?

 

シナモン文鳥(ニッキ)
夫のキューが巣ごもり中でさびしいニッキ

 「せんごくさんはパー!」ですか・・・、まったく何とも無様ですね・・・。早くも末期症状でしょう。

 それはともかく、スペインのカステーリャ女王イザベル1世と言えば、コロンブスの航海をスポンサーしたことで有名だが、文鳥飼育者としては、その腰巻の色がシナモン文鳥のお腹のようになって、イザベル色と称されていることでも覚えておきたい女傑である。なぜかと言えば、何を間違ったのか、以前シルバー文鳥をイザベル文鳥と表記していた本があったのだ。イザベル色は茶色なので、文鳥の名称ならシナモン文鳥以外にあるまい。
 その由緒正しき?色柄を有する我が家のニッキは、残念ながらカステラ国の高貴なお姫様でも、夫の尻を引っぱたいてレコンキスタ(イベリア半島からイスラム教徒を追い出すキリスト教徒側の国土回復運動)を完成させた女王様、といったのとも違ったタイプだ。そもそも体型は角ばりがっちりしており、性格もがさつだ(したがってペットショップではオス扱い)。ついでに夫は超家庭的で子煩悩な天才で、女房がいなくてもひとりで抱卵をしてしまう。
 考えようによっては、楽な生活を送れるのだが、ニッキとしては1羽でいるのはさびしいらしく、手からエサを食べるなど、人間にも接近するようになった。しかし、やはりキューの顔が見たい飼い主としては、いかに家庭的でも、女房に家事をさせるべきだと薦めたいところだ。

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