エコ・ハル夫婦と水場争いをするケコ
他の文鳥に対して、服従も屈服もしない鉄の女ケコ。相変わらず心を許すのは、人間である飼い主のみだ。
普通、ペットショップで購入した文鳥は、他の文鳥に対してフレンドリーだ。何しろ、生まれてから文鳥の姿を見続け、一緒に生活もしているはずなのだ。例えヒナが売れ残りお店に居残って成長した文鳥でも、それなりに「同僚」はいたわけで、他の文鳥と接触させずに飼い主が一羽を差し餌して育てた場合とは違って当然であろう。
しかし、文鳥という生き物は不思議で、見慣れているはずの仲間を認めない者もいる。考えてみれば、メイはペアで売られていたくせにその「夫」のシンを完全に毛嫌いしたし、ニッキはペットショップでペアにされたオスすべてにダメ出しするものだから、店主にオス認定されていたではないか!
つまり、大抵は文鳥も女性は我が強いと言える。そして結果から見れば、メイはシンの性格が嫌いだっただけで、自分から積極的にアト(何の因果かシンの息子)に接近したし、ニッキにしても自分から妻を失って間がないキューに接近したくらいなので、文鳥そのものを嫌っているわけではなかった。となると、やはりケコは、我が家では特殊例となりそうだ。・・・マナツが立派な若者になっても、うまくいかないだろうなぁ。
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