カメラ大好きで写真が撮りづらいマナツ
弱腰と批判された官房長官殿が、「しなやかな柳腰なのだ」などと答弁していた。私は驚いた。さほど国語に自信などないが、『柳腰』と言ったら美人を表現する時にだけ使う言葉ということくらいは知っている。細くしなやかな立ち姿のことのはずで(あの官房長官は中国の伝統にお詳しいそうだから、前近代【今が近代なのかも怪しいものだが・・・】の中国の美人は痩身と豊満の両極端あったことくらいは知っているだろう。その痩身の方のこと。つまり大陸伝来の表現だ)、ダンサーのような柔軟な腰つきを意味するわけではない。第一、そう言った意味としてジジイがテレビカメラの前で語るなど、すでに不特定多数の国民に対するセクハラだと私には思える。無知を笑う前に、気色が悪いのである。
あの人らの答弁など、「柳に腕押し、ぬかみそ頭に釘」くらいの表現が相応しい(意味はない)。国民多数に共感をもたれるのは、『小沢嫌い』だけという空しさを(あれよりこっちの方が、確かにまだマシな気はするが)、しっかり認識して欲しいものである。
時事放談はさておき、ウネウネと動くのが「柳腰」なら、怒って威嚇する時の文鳥の姿など、まさにそれであろう。
そして、今現在ウネウネ威嚇どころか、迷うことなく飛び蹴りをし、ついでに飼い主の顔面に突っ込んで来る危険な文鳥がマナツだ。彼、最近クチバシが長く「キツネ顔」になり、尾羽は長いのと短いのが存在し、頭だけ黒く、胴体は迷彩、何とも混沌とした怪しすぎる姿だ。その姿を撮ろうとカメラを構えると、焦点が合う前に飛んで来て、モニターとケンカを始める。
いつ落ち着いてくれるのか、まだ先は長そうだ。
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