![不自由でも気は強い文鳥(カナ)](/image/imgec84138czik8zj.jpeg)
他の文鳥たちをすべて追い払おうと頑張るカナ
理由はわからないが、体の平衡感覚が狂ってしまっているカナ、脚元がフラフラと定まらないので、脚で頭を掻くことが出来ない。
文鳥はインコほど脂粉(羽鞘や皮脂の古い角質)は出ないと言われているが、おそらくそれは体格の差と、水浴びの頻度の違いで、脂粉そのものが生じることに違いはない。健常であればいつも掻き落とせるので問題ないが、それをしないと脂粉が凝り固まって羽毛を痛めてしまうようだ。結果、カナの頭だけはボロボロの状態になってしまう。
そこで、カゴに戻すために捕獲した際に、爪で適当に掻いてやることにした。健康な時は、自分で手のひらに潜り込んで来たカナだが、健康を損なってからは、そういうことをしてくれなくなったので(肩にはへばりついているのだが・・・)、カゴに戻すまでの数十秒がとても貴重なのだ。
当然、指に噛み付くが、基本的には気持ち良くしているように見える。しかし、これを邪魔する者がいる。マナツだ。手の中を自分の領分と心得るわがまま坊やは、左手に握られたカナの上に乗り、噛みまくろうとするのだ。この小僧をどのように排除するか、難題である。
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