![老文鳥に暖房(クラ)](/image/img063df697zikczj.jpeg)
横と上に保温器を設置したクラのカゴ
タバコの値上がりを間近にして、受動喫煙している場合の健康へのリスクが三割り増し、といったデータが報道されていた。受動喫煙か・・・、喫煙者によれば酒を飲むとタバコを吸いたくなるらしく、かくして口中のヤニが消化器官に流れ込んでいく様子を見せられ、喫煙者諸君が将来的に大事に至るのを哀れむことになるわけだが、確かにはた迷惑以外の何物でもない。タバコなど、便所の隅などでこそこそと一人で吸っていれば可愛げもあろうが、不特定多数が周囲にいる状況で煙をまき散らすなど、無礼不遜の戯け者の所業と言わねばならぬ。そもそも、火種をもてあそぶなど危険この上もない野蛮行為であり、それほど口寂しいなら、赤ん坊のおしゃぶりでもしていろ、と私は常々思っている。大学院の口頭試問で、試験官の3人の教授がポカポカ吸っていた時は、殺意を覚えたものだ(正直に言えば、こちらは血中にアルコールがかなり残っていた)。
文鳥の飼い主にも喫煙者はいるだろうが、文鳥にとっても受動喫煙は問題がありそうに思える。人間にはいちおう無害とされるテフロンコーティングのフライパンなどの空炒りで生じるガスが、文鳥などの小鳥にとっては致死の猛毒になるくらいなので、呼吸器に入る煙の影響も人間以上であって不思議はないのだ。吸殻を食べればさらに危険・・・。
・・・この際、死ぬ気で禁煙してみてはどうですか?
さて、調子が芳しくない気がするクラ。今日は好物の枝豆があったので、カゴから出したが、少し食べただけでボッーとしているので(いつもどおりと言えばいつもどおりだが・・・)、すぐにカゴに帰した。何しろテーブル上にはマナツ、カーテン上にはとケコという天敵がいるのだ。
枝豆を食べている間に、カゴの上にヒーターを設置した。これで、かなり温かいはずだ。季節の変わり目を乗り越えてもらいたい。冬は冬で、また考えよう。
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