金具の交換

孵化30日目の文鳥ヒナ(マナツ)
坊ちゃんなのか嬢ちゃんなのか

 人間の赤ん坊もいろいろな物を口に入れて確かめたがるものだが、文鳥のヒナもとりあえずかじって確かめようとする。今のマナツもいろいろかじって回るので、そのままでも問題ないが、何時買ったのかも忘れていたステンレス製の吊り金具が見つかったので、遊び場のさび付いた金具を交換した。
 真鍮の金具などに青サビ(緑青)が浮くようになると、必要以上に危険性を感じる人もいるようだが、わざわざ削り落として無理に食べさせでもしない限り、おそらく健康上の問題にはならない(危険とするのは印象論か迷信)。赤い鉄サビ同様に、少々なめる程度なら、むしろミネラルの補給にもなるだろう。銅食器など外側に緑青が生じた方が風格もあれば実質的に丈夫にもなり、それに口を付けても健康被害などありえないのである(強毒性があれば、何千年も銅食器など使用されるはずがない)。

 さて、マナツは日中のカゴ生活では眠れないようで、差し餌のために出すと、そこそこに遊んでから手の中でぐっすりと眠ってしまうようになった。夜の放鳥時も、20時が近づくと人間から離れなくなる。この行動は予想の範囲内で、さらにケコが嫉妬するものと予想していたが、これは予想外に気にせず、顔をつき合わせても攻撃しない。
 左手のモフモフとした物体はおとな文鳥たちの関心を引かず、関心は右手の給餌器に集中する。何しろ、我が家の9、10、11、12(キュー・テン・イブ・イッツ)は、給餌器からヒナのエサを一粒ずつ食べるのが好きなのだ。それを見て、アトがひがんで真似をし始め(アトはキューの真似をしたがる)、さらにケコまでが給餌器を要求するようになった。まったく、遺伝も遺伝外も面倒なことばかり共通した行動をとるので困る。

手の中で熟睡する文鳥ヒナ(マナツ)

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