マナツと室内散歩

 

孵化28日目の文鳥ヒナ(マナツ)
い草ブランコに乗るマナツ

 飼い主は、朝から暑気あたりでヘロヘロになっているが、マナツは絶好調だ。飼い主の気配を察すると、フゴの中から「ピィヤッ?ピヤッ!」と鳴いてくる。
 そこで、朝、おとな文鳥たちの行動を見学させた。怖がるのみ。次に、マナツだけの時に室内の遊び場を案内して回った。マナツは賢いので無茶な飛び方をせず(今のところ手から顔へのみ)、まだ好奇心も抑制されているので、高い位置には連れて行き、さらに連れ帰らねばならない。い草ブランコやつぼ巣をかじるのを楽しんでいた。
 脚もしっかりしているので、日中カゴでの生活を始め、つぼ巣でも牧草でも粟穂でも、好きにかじらせてやった方が良いかもしれない。
 夜の放鳥時も、フゴの中で騒いでいるので、めくるめくおとな文鳥の世界を見学させてやることにした。結果、当然と言えば当然だが、人間の手の平からほとんど離れず、おとな文鳥が近づけば縮こまるか、いっそ突きに出るかの繰り返しで、時折飛び回る衝動が起きて、猛烈に羽ばたくが(おとな文鳥たちは逃げる)、飛び立つようなことはしなかった。
 なお、案外ケコはヒナには悪意を持っていないらしく、目と鼻の先にマナツを近づけても、じっと見るだけで何もしなかった。このまま仲良くしてくれたら良いが、それほど甘い予想は出来ないなぁ・・・。

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