食べまくるノコリとスミ
夜、放鳥開始とともに予定通りマナツを引き継ぐ。留守をねらってそそくさと連れ出すので、「誘拐」と表現する人もいるが、そのような犯罪行為の認識は皆無だ。親鳥は親鳥の責任を果たしてくれたので、その後を飼い主が引き継ぐだけのことで、後ろ暗いことなど何一つない。親鳥は育雛の重責から数週間早く解放されるし、人間と生活する飼い鳥としては手乗りであったほうが気楽だし、飼い主は育てる楽しみを得られる。良いこと尽くめではなかろうか。
ノコリ・スミは放鳥時やたら食べるのに、カゴに戻っても夜はヒナにエサを与えず、夫婦ともに巣の外でゆったりする習慣になっていたが、今日も変わらずだ。後で気づいても、ショックを受けるタイプではないだろう。
その後、夜の差し餌を試みたが、マナツは一口も食べなかった。しかし、そのうにはエサがたくさん入っており、無理することはないので、体重を量り(22g)、暖簾を垂らした育雛箱に戻した。明日の朝に少し、2回目に普通、3回目に大いに食べる、といった通常のパターンになってくれるものと思う。
ノロ系の性格で、おっとり・ぼんやりの天然タイプだろうか。姿は母似だろうか。ともあれ、元気に育てねばならない。
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