順調な「マナツ」
真夏の夜にヒナと一緒に寝るのは暑いのか、カゴに戻したノコリ・スミは、2羽並んでT字止まり木で就寝していた。
しかし、巷で流行の「ネグレクト」(「育児放棄」で良いものを、なぜ英語を用いたがるのか?)されたわけではなく、しっかりエサはもらっていて順調だ。明日には目が開いてくるだろう。
ここまでくれば、万一育雛放棄されても、引き継ぎは容易だが、せっかくなので、なるべく長く育雛してもらいたい。
さて、6月14日に現代日本画の話に及び、牧進画伯のおそらく近作である白文鳥の絵『愛嬌』を見たが、『NHKきょうの料理』のテキストの昭和61年(1986年)2月号の表紙となったノーマルか桜文鳥の絵を、展覧会の図録(2007年『画業50年牧進展』)で確認できたので、また、文鳥の部分のみを切り取って紹介したい。
表情が写実的で驚かされる。頭の黒部分が多く、アイリングが薄いタイプ、性格は一癖ありそうな文鳥のように見える(オスメスは微妙なところ)。文鳥の個性まで表現するとは、何とも見事と言うしかない。
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