文鳥が泳げたら

潜水状態の文鳥(ニッキ)
体全体をクールダウンするニッキ

 文鳥は普通水浴びが大好きだが、残念ながら泳げない。桜文鳥が集団で潜水したら、ペンギンのミニチュアのようで楽しそうだが、実際は波や流れのない場所なら、翼を広げてバランスをとり、しばらく浮いていられる程度のようだ。
 その昔、伊勢湾台風で、文鳥を飼育小屋で大量に繁殖させている生産農家に浸水被害が起きた時は、残念ながら、小屋の中に並べられた飼育箱から出られなかったケースもあったらしい。しかし、飼育箱の破損で素早く空に逃げた者も多く、その後自ら生産農家のもとにポツポツと戻ってきたそうだ。
 個人的には、水浴びが好きなのは十分すぎるほど分かっているので、砂浴びはしないのか、おそらく10年くらい試したいと思い続けている。しかし、水浴びの調子で砂浴びなどされたら、掃除が大変なことになるだろう。外掛け容器の中に砂を入れて、もし慣れてくれてやるようになっても、おそらくカゴの周囲は悲惨なことになるだろうなぁ。
 もっとも、カゴの底に砂を敷く人は珍しくないのに、文鳥の砂浴びシーンは未見なので、やはり水浴びの方を好むのだろうとは思うので、我が家では、試したくても無理をしないままで終わりそうだ。

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