梅雨時の繁殖気分

 

煮干をくわえたシナモン文鳥(ニッキ)
煮干をくわえたニッキ

 ニッキとスミが産卵しそうな情勢だ。スミは体が重そうだし、ニッキは煮干しに興味を示すなど食欲旺盛になっているのだ。
 スミとノコリの子供は、真夏でも1羽孵したいが、問題はスミが抱卵のために自分のカゴに戻れるかだろう。最近そわそわと無茶飛びをしているのだが、どうやら帰りたくても帰れないらしいのだ。もし夫がキューなら、帰り方を教えるはずだが(あのニッキでさえ、自分で戻れるようになった)、夫は良家のボンボン的なノコリだ。自分も帰れないのに、妻に教えられるはずが無い。
 あまり期待しないでおこうと思う。

 さて、動物病院のリスト。当たるを幸い載せていったら100件を超えた。横浜の海老沢氏など有志の獣医さんが、鳥の臨床を広めてくださっているおかげだろう。ありがたいことだ。
 さらに、小鳥の一般治療というか一次医療がしっかりできる獣医さんが全国的に増えて、飼い主の方も、より専門性が必要な高次医療とを使い分ける認識を持つようになると、無闇に『専門病院』を求めて有名病院に集まり、重態の飼い鳥を治療する妨げになることが少なくなるのではないかと思う。
 もちろん、HPで「エキゾチックアニマルの治療に力を入れている」と言いながら、ろくに保定も出来ず、糞便検査をしても病原菌の見分けも出来ないような獣医さんもいるかもしれないが、とにかく、全体としては良い方向に進んでいるような気がする。私自身はあまり動物病院に連れて行かない飼い主だが、さらに期待したいところだ。

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