いつもどおりのアト
私は、老齢や重篤な状態の文鳥を通院させるなど、やめた方が良いと思っているし、すぐにレントゲンを撮ったり、注射をするような獣医には不審を抱くし、そもそも入院など何があってもさせる気はないので、あまり動物病院に行くことはない。
しかし、鳥を診られる動物病院は必要だ。無いと困る。骨折などの外傷を治療して欲しいし、卵管脱などを起こした場合、自分で対処することができない(未経験だから)。我が家は自家繁殖なのでその心配はほとんど無いが、ペットショップで売られているヒナにトリコモナス感染が見られ、それはヒナの段階では死をもたらす病気なので、是非ともその治療ができる獣医さんは増えてもらいたいと願っているし、飼い主は動物病院を探しておくべきだと信じている。
何しろ、放置状態のアンケート調査に「かかりつけの動物病院はありますか?もしくは探してありますか?」との質問を載せたところ、かかりつけがある162人、病院は探してある167人、まだ病院を探していない89人、病院には行かない52人で、案外にも、一割程度の飼い主が、、病院に行かないか行けないと思ってしまっているのだ。これは良くない。
もちろん、保定も出来ず、爪も切れず、すべてを獣医さん任せにするようでは困るし(万一の場合、どうやって看護するつもりなのか!)、何でも獣医さんが助けてくれると妄信するのもむなしい。しかし、お腹の卵を押し出すとか、骨接ぎだとか、原虫を確認し薬を処方するとか、やろうと思えば素人でも出来そうなことでも、普通は手に負えず、医療従事者に任せるべきものも多いはずなのだ。
それで、これも放置状態の動物病院紹介のコーナー。有名どころくらいはクチコミがあるかと思っていたが、あまり集まらないので、先日から、文鳥を診てくれそうな動物病院を、片っ端から登録し始めた。基準は、ホームページがあって(ホームページを作っていると言うことは、情報を広めて患者を集めようとする姿勢があるためだろうと思う)、鳥について触れているかだ(鳥のことをわざわざ載せるくらいなら、少しはやる気があると見なせるはず)。
http://www.buncho.org/hospital2/map.cgi
東京近郊は多いので、鳥情報の少ない病院を省き(「専門病院」でも、個人的に大きな不信感を持っている一件を含む)、件数が少ない地方は逆に基準を甘くしている。従って、どの程度診てもらえるかはわからないが、「ホームページ見ました。鳥を診られる獣医さんは少ないので、何とぞよろしくお願いします!!」と少しプレッシャーをかけると、獣医さんも気合が入って良いのではないかと思う。
実際の力量はわからないが、昔の予想通り(↓)とにかく鳥も診ますという獣医さんが増えているようなので、心強い。しかし、飼い主が保定出来ない場合診ないなどと堂々と書いている病院があって笑ってしまった。大型インコや猛禽類で怖い思いをしたのかもしれないが、それなら「大型はご勘弁」で済むから、きっと小鳥の保定も出来ないのだろう。「鳥はご勘弁」と素直に断った方が、飼い主のためになるのだが、親切なのか不誠実なのか、よくわからない態度だ。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/bun2/mondai/mondai17.htm
コメント