山野草を植える

水浴びをする文鳥たち(カエ・マキ)
水浴びが生きがいに相違ないカエ

 換羽もシンやカナはボロボロの状態ながら、全体としては収束し、飛来するごま塩柄にもかなり慣れ、文鳥の社会は今のところ平穏だ。ノッチとイッツが、おとなたちを冷やかして回っているものの、はっきりした夫婦対夫婦の敵対関係は見られない。
 これは、我が家の夏としては珍しいような気がするが、まだこれからなのかもしれない。期待半分不安半分で観察を続けよう。

 さて、 「文鳥墓苑」に植えた白い矮性ナデシコ『ピュアレホワイト』が、徐々に先祖がえりして濃いピンク色の花が現われている話をしばらく前に書いた。その後も、植木を圧するほど繁茂するのを見て、このまま夏になると、蒸れてしまい間引いてやらないと枯れてしまう危険性があり、また、それ以前に植木に悪影響を与えてしまうものと思われた。そこで、早々に山野草に植え替えることにした。
 植木の白丁花(ハクチョウカ)と香丁木(コウチョウギ)の花は、5、6月頃に咲くので、草花は時期をずらして秋咲きが望ましいと考え、すでに購入しておいた沖縄菊(オキナワギク)と同時期に咲きそうな白い花の山野草を検討した。結果、ユキノシタ科の神津梅鉢草(コウヅウメバチソウ)が相応しいように思えた(普通の梅鉢草よりも多少草丈が低く暑さに強いらしい)。飼い主の家紋は丸に梅鉢のはずなので(つまらないので、雀紋を改良して文鳥紋を創って作ってしまおうかと思案中)、何となく都合が良い。
 そこで、神津梅鉢草と以前から探しているアカネ科の雛草(ヒナソウ)を扱ってくれているお店をネットで探し、新潟県の荒澤山草園さんに行き着き、一昨日問い合わせ、昨日注文し、本日早くも届いたのであった。いろいろおまけしてもらったから言うわけではないが、実に特筆すべき素晴らしいお店で、山野草に興味のある人にはお薦めである。
 購入したのは、神津梅鉢草と、縁に少し青みのある普通の雛草と真っ白な雛草、それと「文鳥墓苑」用ではないアヤメ科の白い姫射干(ヒメシャガ)だ。早速、すでにナデシコを別のプランターに移し(根を深く張る植物ではないので移植は容易であった。なおこのプランターで栽培していたハコベは実証終了と見て撤去した。七草の根無しハコベから栽培可能が結論)、草花が無く寂しくなっていた「文鳥墓苑」に植えてみた。風通しが良くなって良い感じだ。さらに、神津梅鉢草と沖縄菊の周りを石で囲ってみようかと考えている。
 ともあれ、枯らさないように気をつけていきたいと思う。

 

「文鳥墓苑」の草花植え替え

 

ヒナ草と柏葉アジサイ
柏葉アジサイが咲いたのでついでに・・・

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