イッツも思春期か

ナルシストな文鳥(イッツ)
鏡の中の自分の姿に感動しケリを入れるイッツ

 ケコの行動は昨日とほとんど変わらなかった。習慣化するのを恐れながらも布巾で目隠しした後に、自分で開閉口から飛んで出て、飼い主の頭を踏み台にして上昇、数箇所を経由して暖簾上に位置を占めた。そして、5分ほどすると、突然飛び回って他の文鳥たちを恐怖に落としいれつつ(ごま塩が飛ぶ姿は彼らにはインパクトがあるらしい)、何の警戒心もなくテーブルに降りた。
 違うのは、昨夜がタッチアンドゴーだったのに対し、今日はしばらくテーブルの上を散策し、湯漬けエサやトウミョウを少々かじった行動だ。ただ、それで味をしめるわけではなく、2、3分すると、さっさと定位置に戻っていった(飼い主の頭を踏み台に・・・)。そして1時間30分ほど羽づくろい三昧だ。
 一体何を目的にしているのか、行動の意味がわからない。ミステリアスで素敵だ。

 さて、今夜は、イッツに面白い行動が見られた。ポンのさえずりに対して(別の文鳥にさえずっていると、即座にイッツが接近した)、「クッ!ケッケェ!」と何ともけたたましい大声を発したのだ。それも2度も。メス文鳥がオス文鳥のさえずりに合いの手をいれるように鳴くのは珍しくないが、こんな派手なのは初めて聞いた。
 さらに、鏡の中の自分の姿にやたら興味を示し、突いたり蹴飛ばしたり首を上下させて覗き込んだり、いろいろしていた。これはやはり、思春期を迎えたことを意味しているのだろう。相棒のノッチのブレイ流さえずりも、すでに完成の域に達しているし、今は仲良く蹴り合い乗り合い小突き合いをしている2羽も、もうすぐ仲の良い夫婦になってくれるだろう。番狂わせの無いように願いたいものだ。

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