白文鳥の読みは

河内晩柑をめぐる攻防(テン・ノッチ・イッツ)
河内晩柑をめぐる攻防(テン・ノッチ・イッツ)

 オッキがいなくなり、左手は柑橘類のエサ場となった。湯漬けエサは廃止にしようと思っていたのだが、存続の要望が強いので、青菜抜きのもの(『あわ玉ミックス』+スペシャルパウダー【『ヒナフトール』・ボレー粉・煮干し・カトルボーン・そば粉】)を、箸置きの上に乗せて与える分は残すことにした。

 さて、昨日のミナの写真を見ていたら、前にも取り上げた記憶のある、『白文鳥』の読み方についての命題が、頭をもたげた。「シロブンチョウ」なのか「ハクブンチョウ」なのか。最近刊行された『ザ・文鳥』という本は、「ハクブンチョウ」で統一して、それを当然としているようだが、私はやはり「シロブンチョウ」と読む方が自然だと信じている。
 結局のところ、「シロブンチョウ」と昔から読んでいたからだが、あえて理屈をつけるなら、桜文鳥は「サクラブンチョウ」で桜の部分は訓読みで、その点並文鳥も並は訓読みするので、白文鳥の白だけ音読みするのはバランスが悪い、ということになる。桜文鳥を「オウブンチョウ」、並文鳥を「ヘイブンチョウ」と読まないのなら、白文鳥だけ「ハクブンチョウ」にするのは、同一のものの品種の違いを示す表現方法としてはおかしい。
 つまり、白文鳥だけを見て、それを「ハクブンチョウ」と読んでも何の問題も無いのだが、桜文鳥や並文鳥といった訓読み+音読みの単語と並置する時、国語として違和感を覚えるのだが(語感と言っても良い)、そうでもない人は案外に多いのかなぁ。 

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