輸入ヒエを食べるシンと配合エサを食べるミナ
文鳥の配合飼料に含まれる主要な穀物を、それぞれ単品で置いて、何が好まれるのか、あくまでも適当に観察している。並んでいるのは、すべて殻付きの、国産と輸入のヒエ(稗)・国産アワ(粟)・国産キビ(黍)・輸入カナリアシードだ。
カナリアシードばかり食べると言う話はよく聞くが、案外ヒエも人気が高く、国産も輸入物も分け隔てなく食べられ、アワやキビも手付かずではない。大雑把な印象論としては、カナリアシード4・ヒエ3・アワ2・キビ1といった比率になるが、実際には、ヒエとアワの間には越えられない壁がある感じだ。
我が家の場合、ヒエ好きが増えており、若手3羽(ノコリ・ノッチ・イッツ)はヒエ党、カナリアシードより食べている。カナリアシードは、ペットショップから迎え入れた文鳥は、当初ものすごい勢いで食べるが、しばらくするとそれなりに落ち着く。我が家のように、好きなだけ食べられると、それほどこだわらなくなるのだろう。
配合飼料を引っかきまわしてカナリアシードばかり食べる文鳥には、単品で別途たっぷり与えてしまえば良いかと思う。以前、某動物病院のホームページに「カナリアシードは一日5粒」などとあって、どういった根拠があるのかと大笑いしたものだが、特に脂肪価が高いわけでもないので、食べたければ食べさせてしまって構わないはずだ。
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